・高配当米国ETFは課税口座が◎
・つみたてNISAが向いていない理由
・一般NISAが向いていない理由
インデックス投資をしていて辛いのが日々使うことができるお金が増えないことですよね。

インデックス投資は続けたいな。でも毎日使えるお金を増やしたいよ〜!!

高配当米国ETFがいいって聞くよ!NISAでも買えるの?

買えます。でもおすすめできません!この記事を読むと高配当米国ETFの始め方が分かりますよ ♪
目次
結論としては、インデックス投資を年40万円くらい買いながら高配当米国ETFも買いたい場合、課税口座を作って買うのがおすすめです。

え〜!課税されるのにどうして?

課税口座ってなに‥?!

次のような流れで説明します。課税口座も説明するので安心してくださいね ♪
投資をするためには証券口座が必要です。
証券口座は合計4種類あります。
そして、その4種類は税金がかかるもの・かからないものという2種類に分けることができます。


iDeCo口座に預けたお金は原則60歳まで受け取ることができません。ここではiDeCo以外を見ていきましょう。
ここでは、特定口座と一般口座はひとまとめにします。なぜなら利益に税金がかかるという点では同じだからです。
さきほどの口座を比べると課税口座一択です。

理由は次のとおりです ♪

つみたてNISAは高配当米国ETFには向いていません。
また一般NISAは長期インデックス投資に向いていません。

残ったのは課税口座だね!
つみたてNISAが高配当米国ETFに向かない理由は次のとおりです。
購入できる証券会社が限られている
つみたてNISAで買うことができるETFはこちら(金融庁HP)です。
しかし、手数料が安い SBI証券 や 楽天証券 では商品として取扱がありません。

そもそも買えないんだねえ

大和証券でのみ取り扱いがあるみたいです!

でも課税されたくないよ〜!一般NISAはどう??

残念ながら、現在の一般NISAで長期積立投資をすると損をする可能性が大きいです‥!
理由は次の2つです。
- インデックス投資は5年だとマイナスかも
- マイナスだった時に成す術がない!
インデックス投資は5年だとマイナスかも
1つ目の理由は「NISAの非課税期間は5年間。でもインデックス投資で利益をプラスにするためには20年必要」だからです。

利回りがどうなるか見てみましょう


5年だと-11%になっちゃうかもしれないんだ!

20年で初めてプラスになっていますね
このように長期インデックス投資でプラスになるためには、20年間必要なことがわかります。
ちなみに参考にした本はこちらです。(今回は株式投資の数字を抜粋していますが、この他にも長期債や短期債についてのグラフものっています。)
マイナスだった時に成す術がない!
2つ目の理由は一般NISAで損をした場合には成す術がないためです。
- 売ったら損しちゃう(損益通算できない)
- ロールオーバーしても損
- 課税口座に移しても損
ロールオーバーしても損
ロールオーバーとは一般NISAの非課税期間5年が終わった後も、引き続き非課税で運用できる仕組みです。
でも代わりにつみたてNISAよりも非課税の枠が小さくなってしまいます。

たとえば令和3年に投資したとします。
5年後の令和8年になってまだ引き続き非課税で運用したいときは、令和8年の非課税枠を使って運用することができます。

代わりに令和8年の非課税で運用できる枠が減ります
課税口座に移しても損
課税口座に移しても損してしまいます。
なぜなら利益に税金がかかるためです。

もし利益が20万円出たとします♪

元の120万円に戻ったね!

でもこの20万円に約4万円の税金がかかります

元に戻っただけなのに‥116万円に減っちゃうのね
このように一般NISAでは、インデックス投資で損する可能性が高く、損をした時に成す術がないことがわかります。
この記事では次のことを見てきました。
- 投資には証券口座が必要
- 証券口座には4種類
- 長期インデックス投資+高配当米国ETFには課税口座が◎
課税口座で高配当米国ETFを始めてみようかな?と思った方は、 SBI証券 や 楽天証券 が手数料が安いです。また、LINE証券はアプリが使いやすいですよ ♪